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コークヘロのライブレポートや日記など、メンバーによるBLOG。
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2008.6.8.
秋葉原 通り魔事件から1年が。


特番で専門家が語っていた。
「世の中には心塞症の人がたくさんいる。誰もが社会の被害者だ。」

本当に そうなのだろうか?

「加害者も被害者だ。」
などと奇麗事を聞いたときには 怒りを感じた。

チャットやメールだけで 人と繋がっている人、
そこに自己の存在意義を見出してる人も
確かに少なくはないだろう。
しかしそれは きちんと人と人とが 「ふれあうための修行の場」 であって、
その答えを 自分が見出さなければならないし、
それを専門化が 社会の被害者だとか 言うのは
間違っている。

情報やインターネット、メールやコミュニティは
とても便利だ。必要不可欠だ。

だけど人と人のふれあいは、果たしてそれで良いものなのだろうか。

メールを送る。
メールを送られてくる。
指先ひとつで「転送」もできる。
その時点で 人と人ではなく、
人と人々になる。
それが良い情報でも 
悪い情報でも。
都合よく利用でき、都合よく自分を生かせる。


最近、あらためて 気づかされることが 多い。

どうして北朝鮮が核にこだわるのかも、
どうして地球に人間が誕生したのかも。


三嶋氏がすすめてくれた 糸井重里の本も、
あらすじを聞いただけで 本当に共感できた。

仮面を被るミッキーマウスで 書いた歌詞の一節で、
「仮面を被るミッキーマウス、鎧をまとうミュージック。
 機械仕掛けの海を 渡り歩く鉄サーファー」
とあるが、正にそれが言いたい。
人は鉄になる。インターネットという海のサーファー。

「ネット・サーフィン」

驚くことに 糸井重里は8年も前から
同じことを言っているらしい。
そのことを教えてくれた 三嶋氏、ありがとう。



秋葉原の通り魔は、
被害者でなく、加・害・者。
無差別に人殺しをして 哀れまれるようなことは
絶対におかしい。

ボクはとんでもなくバカだが、
それぐらいはわかる。



「得」と「毒」。
(とく)と(どく)。

濁点(だくてん)ひとつで
大きく変わる。その濁(にご)りを、
われわれは 常に考えなければならない。

みんな矛盾はある。過ちもある。
ボクらは神様ではない。
あなたも神様ではない。

全てを愛にも凶器にもできる。


さあ 今度はボクの番だ。
何が真実か 真実でないか、
もっともっと
見極める旅に出るとしよう。
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人は。。
この世に生まれ

人になっていく人

人になれない人

人にならない人

生まれた時は平等?
それも違うのかもしれない

けど、
三つ子の魂。。!!
昔の人は“真実”とまっすぐに向き合って
見つけたんだろうな



「無差別に人殺しをして 哀れまれるようなことは絶対におかしい。」
同感です。絶対におかしい!!


人は“人になって”生きぬき死んでいく
切磋琢磨しても、そう生きていきたいです。
命の尊厳に優るものは、何ひとつないと信じます★
*REN* 2009/06/19(Fri)19:53:26 編集
無題
「誰もが社会の被害者だ」と言うなら、その社会を作った人間こそ加害者だ。
つまり、その専門家だって加害者だ。
その言葉を鵜呑みにするなら、その社会で生まれた子どもが今度は社会をつくり、永遠に加害者と被害者を連鎖していく。
「社会」なんてあやふやなものに責任を転嫁して、真の原因を追究しようともしない。
そんな「社会」は間違えてる。

それを正すのは他でもない人間だ。

そして、それはぼくら一人一人だ。
sou 2009/06/20(Sat)00:35:31 編集
無題
*REN*>


「“真実”とまっすぐに向き合って
見つけ・・・」
そこですよね。

「昔の人は、良く言うたもんだ。」はそういう証で、向き合った「実体験」がそこにはある。
それを「耳」で聞いているのが現代人なのかもです。
せめても「聴」という漢字には、きちんと「心」という字が使われていますよ。

Na. 2009/06/20(Sat)14:50:06 編集
無題
sou>


『「社会」なんてあやふやなものに責任を転嫁して~・・・』
そうですよね。

だからかなと、やはり思う。
アインシュタインがあんなこと言ったのも、豚インフルエンザが流行したのも。いずれにせよ、人が人を滅ぼすことになるのかも知れない。

だけどサクラダファミリア(スペイン)を訪れる人も増加している。

せめてボクはこの人生、
「英雄」にたとえなれなくとも、そこに音楽や芸術を持って非力ながら加担したい。それは少なからず、同じ気持ちを抱く人も逆にいるはずだ。

今ふと、「HERO」や「タガタメ」を思い出した。さすがミスチルやね、歌ってるよね。
Na. 2009/06/20(Sat)15:06:30 編集
★英雄★
たとえば

となりで肩つきあわせた
たった一人の観客の
感動の☆しずくから
全ては。。始まる

そこには、、、
かけがえのない英雄が
そう思います★
*REN* 2009/06/20(Sat)18:32:13 編集
久しぶりっす!
ひとつの事件に際して被害者/加害者の両方になることはあり得ないかもしれない。
けど加藤智大の場合、秋葉原での通り魔「殺人」では疑いようもなく加害者であったとしても、彼の人生のその時点までに於いて被害者的側面があったのではないか、と思うことは可能だと思います。

>無差別に人殺しをして 哀れまれるようなことは
>絶対におかしい。
これについて自分は賛成だけど、だから哀れむ必要はないとは思わないです。
オリトス 2009/06/29(Mon)07:39:59 編集
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