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コークヘロのライブレポートや日記など、メンバーによるBLOG。
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五分後の世界だけでなく、
瞬きのあとの世界は本当に、
ボクらには想像できない。


マイケル・ジャクソン (享年・50歳)



ショックだった・・・。


数々の栄光と、
数々のスキャンダル。
賛否両論ではあるが、
ボクは大好きだった。


昔、あるTVのドキュメンタリー番組で知った
たったひとつのドラマ。それがボクの持つ
マイケル・ジャクソンへの価値観に変化をもたらした。



あるひとりの少年の、病を治した。
ネバーランドに遊びに来ていた
その少年は、ガンだった。


彼の大ファンであるその少年は、
「一度でいいから死ぬまでにネバーランドに行きたい」
と思っていた、余命数ヶ月の彼。

医学が、超能力でないものが、
そんな彼の命を伸ばした。

音楽や芸術には、そのような力が宿っている。

それを見たとき、
「音楽で目指す者は、ここを目指すべきだ!」
と強い衝動が走ったのを覚えている。


だからか、ボクも惜しげもなく、
『ネバーランド』 という曲を、書いた。



どれだけのスキャンダラスがあろうが、
それをはるかに上回る力、いや、心・・・
何かを彼は持っていた。

ジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン etc...
若くして死んだ アーティストには 「黄金の伝説」が残った。
それは とても素晴らしく、それぞれに最高のもの。
だけど、少なくともマイケルは、
そんな「黄金の伝説」を持つ彼らよりも 
20年以上は 長く、生きた。

「20年」という数値。

それはどういうことなのか。
単純に、「黄金の伝説だけが2倍になる」のではなく、
そこには計り知れないトラブルや挫折や涙があるのだ。

例え話にして失礼だが、
もしも 小室哲也さんが 若き日に死んでいたら。
それは間違いなく「黄金の伝説」だけで終わっていただろう。

それが今では、以前に裁判になった「過ち」を犯し、
俗に言う、世間からは「落ちたな。」という評価なった。

「過ち」は犯してはいけないもの。
だけど、殺人などの凶悪な犯罪でないのならば、
頑張って、汚名返上に向かって欲しいし、
言われなくても小室哲也さんはそのつもりで
毎日を「生きている」のかも知れない。
その姿勢は、とても素晴らしいものだと、ボクは思い、
そこに残るはあくまでも、周囲の批判だけだ。


マイケル・ジャクソンもそうであったと、
ボクはずっと思ってきている。
彼に「過ち」も あったのかも知れない。
彼のスキャンダルに対しては賛否両論で、
整形手術に対しても様々なバッシングがある中、
黄金の伝説を持つ者より 彼は、
「20年」以上、多く、生きた。

そしてボクらには、
医学や超能力でないもので、
そのひとりの少年の命を救えるのだろうか・・・
そこにどうして、
みんなは称えれないのだろうか・・・



前回の久恒 壮のBLOGに重ねての話だが、
子供の心のままで大人になることは、
とっても難しい。大人という計りが、
時にわれわれを惑わし、迷子になる。
だから そんなもの気にしないで進めばいい。
どっちでもいい、大人でも子供でも。
そう思って 一貫して生きてきたのが、
この マイケル・ジャクソン という人では
ないのだろうか。

そして彼もどこかのタイミングで
しっかり子を授かり、親となっている。
「みんなが子供と言う子供」には、
親にはなれないと、ボクは思う。



大なり小なり、ボクらもみんな、
そんなところと戦いながら 日々を
生きているのかも知れない。


そういう意味では確実に、
マイケル・ジャクソンは「真の伝説」を持つ、
偉大な人です。
後世に渡る、歴史に刻まれるべく人です。

何か 間違った表現で、彼のことを笑いものにし、
歴史に残したがる人たちがいたとしたならば、
ボクは、同じ想いを寄せる世界中の同志たちと、
「違う!!」と言い続ける運動に、立ち向かいます。

なぜなら、それが一番、とんでもない「過ち」だから。
『人に人を、裁けない。』
こういうときこそ ぴったりの言葉。
昔の人は良いことを言うものだと、心底思う。



ボクの夢。

一番大きな野望は、「老人村」を作ること。
老人ホームはこれだけ増えた時代、
ボクは少し悲しくなった。

老人が自ら望んで、
「あそこに住みたい!」と思えるような、
楽しいことがいっぱいで、
就職難も吹き飛ばすくらい、
若者がたくさんそこで働けて、
まだまだ働きたい!って老人のためにも
社会に貢献できる働ける場を作って、
その中で、年を越えた色々な出会いもあって、
コンサート会場や映画館、
なんなら家族や親戚が訪れやすいよう
駅や高速道路の出入り口も作って、
ホテルも作って、
様々なサークルもあって、
趣味も充実できる環境を作って、
定期的にコンパも開いて、
最後には・・・
人生最後に結婚もできるよう、
チャペルも作って・・・
第2、第3の人生がそこにあるような、
シャングリラを作りたい!!


ネバーランドを作った マイケル・ジャクソン。

サクラダファミリアを作り始めた ガウディ。


 
・・・人生の大先輩として、
天国から見守っていてください。



ありがとう、マイケル・ジャクソン!!
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無題
Na.さんの さまざまな想いが込められていた文章なので、

なかなかコメントできずに居ましたが、


Na.さんの『老人村』の構想、素敵だと思いました。


叶うといいですね☆



私は、マイケルジャクソンさんのことは、詳しくは全然知らないんですが、

非難や批判がどうあれ、

世界中の人たちから支持され愛されるような音楽を創り出してはったのは、

ものすごく偉大な方ですよね。


ご冥福を、お祈り致します。。。。!

たかこ 2009/06/29(Mon)03:30:24 編集
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